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【GA4は怖くない】ブログのアクセス数を確認する簡単な方法

イギリスでの観光を楽しんでいるシニア世代の男性 ステップ5
記事内に広告が含まれています。コンテンツではAIを使用しています。

ご自身のブログがどれくらい読まれているか、アクセス数を確認する方法をご存じでしょうか。

この記事では、パソコンが苦手なシニアの方でもGA4(Googleアナリティクス4)を使って、ブログのアクセス数を簡単に確認できる具体的な手順を解説します。

ブログを6年間運営してきた筆者も、最初は専門用語だらけのGA4に戸惑いました。

しかし、見るべき指標を絞れば、操作は決して難しくありません。「表示回数」や「ユーザー数」など、最低限これだけは見ておきたい4つの指標に絞って、その意味と確認方法を分かりやすくご案内します。

この記事を読み終える頃には、GA4への苦手意識がなくなり、ご自身のブログの成果を数字で実感できるようになるでしょう。

ぜひ最後までご覧下さい。

GA4でブログのアクセス数を確認する基本手順

GA4の管理画面は専門用語が多く、どこを見れば良いか戸惑いますよね。

しかし、見るべき点を絞れば操作は3つの手順で完了します。
ログインからレポートの開き方、そして確認すべき2つの数字まで順番に解説します。

パソコンが苦手な方でも分かるように画像付きで進めましょう。

手順①|GA4にログインし自分のブログを選択する

最初に、Googleアナリティクス(GA4)の公式サイトへアクセスし、ご自身のGoogleアカウントでログインします。

これが、ブログのアクセス数を確認するための全ての始まりです。

ご自身のブログデータは特定のGoogleアカウントに紐づいて管理されているため、正しいアカウントでログインしないとデータを見ることができません。

普段お使いのGmailアドレスとパスワードでログインすれば大丈夫です。
ログイン後、もし複数のサイト名が表示されたら、今回確認したいブログの名前を正確に選んでください。

このように、まずは公式サイトからログインし、目的のブログを選択することが、正確なデータを確認する上で不可欠な第一歩となります。

手順②|「レポート」から「集客」の概要を開く

GA4にログインできたら、次に画面の左側にあるメニューの中から「レポート」という項目を探してクリックします。

ここが、ブログの様々なデータが保管されている場所への入り口となります。

GA4には多くの機能がありますが、初心者がまず見るべきは「読者がどこから来たか」という大まかな流れです。
この情報は「レポート」の中にある「集客」という項目にまとめられています。

「レポート」をクリック後、現れたメニューから「集客」→「集客サマリー」の順にクリックしてください。
多くのメニューに戸惑うかもしれませんが、「レポートの中の集客」とだけ覚えておけば、迷うことはないでしょう。

この手順で、アクセス数の基本データが表示される画面に移動できます。

手順③|「表示回数」と「ユーザー」の2つの数字を見る

集客サマリー」の画面が表示されたら、たくさんの数字やグラフの中から、まずは「表示回数」と「ユーザー」という2つの項目だけを探してください。

初心者のうちは、この2つだけをチェックすれば十分です。
表示回数」が記事の延べ閲覧数、「ユーザー」が訪れた人の実数を表しており、ブログの基本的な人気度を最もシンプルに把握できるからです。

他の難しい指標は、慣れてからで問題ありません。
画面に並ぶカードの中からこの2つを見つけ、その数字の変化を日々追うことから始めましょう。

このように、見るべき指標を2つに絞ることで、専門的な知識がなくても、ご自身のブログがどれくらい読まれているかを簡単に確認できるようになります。

アクセス解析の基本|初心者がまず見るべき4つの指標

GA4には多くの指標がありますが、初心者が全てを理解するのは大変です。

まずはブログの健康状態を知る上で最も基本的な4つの指標に絞って見ていきましょう。

  1. 表示回数
  2. ユーザー
  3. セッション
  4. エンゲージメント率

それぞれの意味と、ブログ運営にどう活かすかを分かりやすく解説します。

指標①「表示回数」|ブログの記事が表示されたのべ回数

表示回数」は、ブログ内のページが読者に表示された合計回数を示す、最も基本的な指標です。

この数字が大きいほど、多くの記事が読者の目に触れていることを意味し、ブログ全体の注目度を測るバロメーターになります。

例えば、ある一人の読者がトップページ、記事A、記事Bの3ページを閲覧した場合、「表示回数」は「3」とカウントされる仕組みです。

この数字を日々チェックすることで、「昨日よりたくさんのページが見てもらえた」という単純な成果が分かり、モチベーションに繋がります。
筆者もこの数字が1つ増えるだけで喜んでいた時期がありました。

まずはこの「表示回数」を意識して、ご自身のブログがどれだけ見られているかを確認することから始めましょう。

指標②「ユーザー」|ブログを訪問してくれた実際の人数

ユーザー」は、特定の期間内にご自身のブログを訪れた、重複しない実際の人数を表す指標です。

「表示回数」が延べ回数であるのに対し、「ユーザー」は純粋な訪問者数を示します。
そのため、どれだけのファンがいるのか、ブログの規模感をより正確に把握できます。

先ほどの例で、一人の読者が3ページを見た場合、「表示回数」は3ですが、「ユーザー」は「1」となります。
この数字が増えているなら、新しい読者が順調に増えている証拠といえるでしょう。

逆に表示回数は多いのにユーザー数が少ない場合は、同じ熱心なファンが何度も訪れてくれている、ということが分かります。

このように、「ユーザー」数を見ることで、ブログを読んでくれている人の実数を把握することが可能です。

指標③「セッション」|ブログが訪問された合計の回数

セッション」とは、読者がブログを訪れてから離脱するまでの一連の行動を「1」と数える単位で、訪問回数とほぼ同じ意味です。

「ユーザー」が人数を測るのに対し、「セッション」は訪問の頻度を測る指標といえます。
これにより、読者がどれくらいの頻度でブログを再訪してくれているかが分かります。

例えば、同じ一人の読者が朝と夜に1回ずつブログを訪れた場合、「ユーザー」は1のままですが、「セッション」は「2」と記録されます。
この数字がユーザー数よりも大きいほど、リピーターが多い人気のブログであると判断できるでしょう。

ブログのファンがどれだけ頻繁に訪れてくれているかを知るには、「セッション」の数が重要な手がかりとなります。

指標④「エンゲージメント率」|読者が記事に満足したかの目安

エンゲージメント率」は、訪れた読者がページをただ見るだけでなく、熱心に読んでくれたかを示す満足度の指標です。

この数値が高いほど、読者が記事の内容に興味を持ち、じっくりと読んでくれたことを意味します。
アクセス数だけでなく、記事の質を測る上で非常に参考になるでしょう。

具体的には、ページを10秒以上見てくれたり、最後までスクロールしたりすると「エンゲージメントがあった」と見なされます。

この割合が高ければ、読者の心に響く良い記事が書けている証拠です。
逆に低ければ、タイトルと内容が合っていないのかもしれません。

エンゲージメント率」を確認することで、読者の満足度を測り、記事の質を改善するためのヒントを得られます。

【未導入の方向け】GA4とブログを連携させる設定方法

まだGA4をブログに導入していない方向けに、連携させるための設定方法を3つの手順で解説します。

専門用語が出てきますが、一つずつ進めれば難しくありません。
アカウントの作成から、ブログへのID設定、そして最後にデータが反映されるかの確認まで、丁寧にご案内します。

設定①|GA4アカウントを作成し「測定ID」を控える

まず、GA4の公式サイトから新しいアカウントを作成します。

これが、ご自身のブログ専用のアクセス解析ツールを持つための第一歩です。
アカウント作成は、画面の指示に従い、以下の項目を入力するだけで完了します。

  • アカウント名| ご自身の名前など分かりやすいもの
  • プロパティ名| ブログのサイト名
  • レポートのタイムゾーン| 日本
  • 通貨| 日本円

作成が完了すると、「G-」から始まる測定IDが発行されます。

これは、ご自身のブログとGA4を紐付けるための大切な番号なので、必ずコピーしてメモ帳などに控えておきましょう。

この測定IDを使って、次のステップでブログとの連携作業を行います。

設定②|テーマ機能やプラグインで測定IDを設定する

次に、先ほど控えた測定IDをWordPressブログに設定します。

この作業により、ブログのアクセス情報がGA4に送られるようになります。

設定方法は、お使いのWordPressテーマによって異なりますが、主に2つの簡単な方法があります。

  1. テーマの機能を使う
    CocoonやSWELLなどのテーマには、GA4連携機能が備わっています。WordPressの管理画面から「外観」→「カスタマイズ」やテーマ専用の設定画面を開き、「Googleアナリティクス設定」のような項目に測定IDを貼り付けて保存するだけです。
  2. プラグインを使う
    専用の機能がない場合は、プラグインを使って設定します。

このどちらかの方法で設定すれば、専門的な知識がなくても安全にGA4との連携が完了します。

設定③|データが計測されているかGA4で確認する

最後に、設定が正しく完了し、データが計測されているかをGA4で確認します。

これにより、安心してアクセス解析を始められます。
データが反映されるまでには最大48時間ほどかかる場合があるため、すぐに確認できないからといって焦る必要はありません。

確認は、GA4の「リアルタイム」レポートを見るのが最も簡単です。
ご自身のスマートフォンなどでブログにアクセスした状態で、このレポートに「1」と表示されれば連携は成功です。

もし数字が全く動かない場合は、測定IDの入力ミスや保存忘れの可能性が考えられます。
もう一度前の手順に戻って設定を見直してみましょう。

この最終確認を行うことで、GA4が正しく機能していることを確かめられます。

アクセス数が「0」でも大丈夫!次にやるべき3つのこと

ブログを始めたばかりの頃、アクセス数が「0」でも全く不思議ではありません。

ここで諦めるのはもったいないです。
数字に一喜一憂せず、まずはブログを育てる期間だと考えましょう。

アクセス数が0でも落ち込まずに次にやるべき、3つの対策を紹介します。

対策①|まずは3カ月、焦らず記事を書き続ける

アクセス数が0でも、まずは3カ月間、焦らず記事を書き続けることが最も重要です。

ブログを開設してすぐには、Googleにサイトの存在が認識されず、検索結果に表示されるまでに時間がかかるからです。
この時期にアクセスがないのはごく自然なことで、ここで結果を求めてしまうと挫折に繋がりかねません。

筆者の運営する別ブログも、最初の2カ月は訪問者がほぼゼロでした。
しかし、焦らず週に1本のペースで投稿を続けた結果、3カ月目から少しずつ検索流入が増え始めたのです。

最初の3カ月は種まきの時期と捉え、数字を気にせず、まずは記事を書きためることに集中しましょう。

対策②|書いた記事をX(旧Twitter)で気軽に紹介してみる

記事作成と並行し、X(旧Twitter)で気軽に記事を紹介してみましょう。

Google検索からのアクセスを待つだけでなく、自分から情報を発信することで、初期段階でも読者を獲得できます。
SNSは読者の反応を直接知ることができるため、「いいね」やコメントがブログ継続の大きな励みになるからです。

例えば、「ブログを更新しました。趣味のサイクリングについて書いています。」のように、簡単な一文と記事URLを投稿するだけです。
SNSでの発信は、アクセス「0」の状態を抜け出す有効な手段です。

詳しいシェア方法は下の記事をご覧ください。

対策③|1カ月後、自分の成長記録として数字を見る

アクセス数が気になっても、毎日GA4を見るのは避け、1カ月後に初めて確認することをおすすめします。

ブログ初期のアクセス数は、日々の変動がほとんどなく、毎日見ていると「今日も0だった…」と落ち込んでしまう原因になるからです。
数字に振り回されると、書くことへのモチベーションが低下しかねません。

まずは1カ月間、記事を書くことだけに集中してみてください。
そして月末に、初めてアクセス数を確認するのです。
たとえ「ユーザー」が数人だったとしても、それはご自身の記事が誰かに届いたという確かな証拠になります。

このように期間を空けて数字を見ることで、一喜一憂せずに自分の小さな成長を実感できるでしょう。

まとめ|GA4を味方につけてブログ運営を楽しもう

この記事では、GA4の基本的な見方と、初心者がまず確認すべき4つの指標について解説しました。

アクセス解析は、ブログを育てる上で欠かせない作業といえます。

この記事を参考に、GA4への苦手意識をなくし、日々のブログ運営に役立ててみてください。

まずは月1回のチェックから始めることをおすすめします。

読者を増やし成果を出す方法について理解できたら、ブログを通じた仲間作りと生きがい発見に関する記事もご覧ください。